ナースバンクの利用の仕方

ナースバンクとは

ナースバンクとは、転職や就職で新しい職場を求める看護師向けに、各都道府県に設置された無料の職業紹介所。もっとわかりやすく例えるなら、「看護士専門のハローワーク」といったところです。

運営団体は、看護協会。看護師なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

厳密には、各都道府県から委託を受けた、看護協会の運営するナースセンターが、「看護師等の人材確保の促進」を目的に提供している事業の1つが、ナースバンクです。

厚生労働大臣の認可を受け、各都道府県の公共職業安定所(ハローワーク)の管轄・指導のもとで、職業紹介を行っています。登録料などがかからないのは、税金で運営されているためです。

 

利用者は、ナースバンクに登録することで

 

看護師に関する大量の求人情報の閲覧
閲覧して気に入った求人への応募
相談員への就職・転職に関する相談
といったことがすべて無料でできるようになります。

 

看護職資格(最終学年時の看護学生も含む)をお持ちの方なら、どなたでも登録できます。

よく、ハローワークのように、「自分が住んでいる都道府県のナースバンクしか行っては駄目」と思っているケースがありますが、それは誤解です。

東京都のナースバンクには東京都の求人が集まってきますから、原則的に「働きたい都道府県のナースバンクで仕事を探す」かたちになります。たとえば、「東京で働いていたけど、今後は実家がある長野で仕事を探したい」という場合。

転居届や住民票の変更はもちろん、長野に引っ越す前から、長野のナースバンクを利用することができます。

 

なお、ナースバンクのインターネット版であるe-ナースセンターは、一度登録すれば、全国の求人情報を閲覧することができるようになります。

わざわざ事業所まで行かなくても、インターネットから登録・閲覧ができるe-ナースセンター、詳しくはこちら
ちなみに、ナースバンクはあくまでナースセンターの事業の総称です。そのため、都道府県によって、ナースバンクを「ナースプラザ」「ナースセンター」など、別の名称で呼ぶことがあります。

 

ナースバンクのメリットはこの6つ

 

1.年間20万件近い看護師求人を誰でも自由に閲覧できる

「看護師専門のハローワーク」と言われるだけあって、看護師に特化した豊富な求人情報を、誰でも無料で閲覧でき、紹介してもらうことができるのは、ナースバンク最大の魅力。都道府県から委任されている組織だけあって、民間の人材バンクやハローワークが網羅しきれない求人も多数扱っています。

 

2.面接日時の設定・紹介状の発行をしてもらえる

「応募したい!」と思う施設があった場合、紹介依頼をすることで、ナースバンクの担当者が紹介状の発行をしてくれます。求人広告や転職サイトなどから自己応募する場合、自分で求人のある施設に連絡をしなければなりません。

その点、ナースバンクは、民間の紹介会社ほどではないにしろ、「面接の設定も合わせてサポートしてもらえる」ため、忙しい業務の合間を縫って連絡を取り合う手間が省けます。

 

3.就業相談や各種研修などの転職サポートを受けられる

看護師の気持ちは看護師にしかわからないもの。家族にはなかなか理解してもらえない「次はどんな職場が良いだろう…」「ナースとして今後どんなキャリアを歩んでいこう…」といった就業・将来に関する相談に、看護師資格を持つ相談員が応じてくれます。

ほかにも、ナースセンターが運営する研修やイベントに参加できるほか、仕事探しに役立つ情報をメールまたはFAXで受け取ることができます。
(但し求人情報を相談員やメールマガジンで受け取ることはできません)

 

4.自宅にいながら看護師求人をリアルタイム閲覧できる(e-ナースセンター)

ナースバンクのweb版であるe-ナースセンターに登録すれば、自宅に居ながらナースバンクに寄せられている大量の求人情報をリアルタイムに閲覧できるほか、いつでも「紹介依頼」(紹介希望の意思表示)をすることができます。

 

5.看護協会が運営しているから安心

看護協会が都道府県からの委託で運営されている組織というだけで、安心できる人もいるのではないでしょうか。民間企業と違って税金で運営されていますから、ニュートラルな立場から仕事を斡旋してもらえそうです。

…ですが、取材を進めていくと、どうも安心とも限らないことがわかりました。詳しくはナースバンクを活用するデメリットでご紹介します。

 

6.一度登録したら、半年間は更新不要

登録の有効期限は半年間。
順調に転職先が決まれば特に更新の手続きは不要ですが、万が一、期日が迫ってきた際は、ナースバンクから通知が来ます。その際は、直接出向くか、e-ナースバンクから簡単に更新手続きを行うことが可能です。

 

 



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